ミステリー MC-12MFとプロジェクトX LS

広島市安佐北区のゴルフショップ スルーザグリーンです。
今回はミステリーさんのマッスルバックアイアンと日本未発売のプロジェクトX LSを取り上げます。

「ミステリー MC-12MF」マッスルバックアイアン

2/1000mmの公差で仕上げられた超平面フェースの「ミステリー MC-12MF」アイアン。
ホワイトクロムと荒研磨で、ホワイトシルバーに見えるマッスルバックアイアン。
バックフェースは、トップラインの下の「MYSTERY」のロゴのみのシンプルなデザイン

フラットフェースって

2/1000mmって、２μm（マイクロメートル）。
「μ（ミクロン）」ってヤツですね。

例えが良くないですが、フェースの平面の公差が大腸菌 2菌分だそうです。
余計に分かりにくいかも知れませんが、それだけ精密に平らなフェースだという事です。
この平面精度により、ボールによれた回転がかかりにくく、フェースへの食い付きも向上。

MC-12MFアイアンその他の特徴

フラットフェースの加工のため、フェースにバーチカルラインがありません。

フェースを平面に加工することで、ハッキリとした顔立ちに仕上がっています。
直線的なトップラインと、クッと立ち上がった角のあるクリップポイント

リーディングエッジを大胆に落として刺さりにくいソール形状。

スペック表

素材/製法：ネック一体　軟鉄鍛造(25C) フェース 超精密平面加工(CNC)
タイプ：マッスルバック
仕上げ：ホワイトクロムメッキ(艶消し)/粗研磨)
SPEC
番手	#3	#4	#5	#6	#7	#8	#9	PW
ロフト角(°)	21	24	27	30	34	38	42	46
ライ角(°)	59.5	60	60.5	61	61.5	62	62.5	63

ミステリーメーカーサイトはコチラ→『MYSTERY ゴルフ』

 

ミステリー MC-12MFは、荒研磨にホワイトクロムメッキのザラッとした仕上げ。
プロジェクトX LSと並べてみたら、質感がピッタリ！

早速、1本組んでみました。

ProjectX LSシャフト

ProjectX LSの「LS」はLow Spin

シャフトのシールにもバッチリ書かれています。
打ち出し角度・スピン量共にLow（少ない）になっています。
オリジナルのプロジェクトXよりも、打ち出し角度は１度低く、スピン量は500回転少なくなるように設計したと書かれています。
スイングのテンポは、早めの方に推奨されるとなっています。

独特の仕上げ「ブラッシュドクローム」

先ほども触れた、仕上げはライフル社がトゥルーテンパーに吸収される前の、プロジェクトXを彷彿させるブラッシュドクローム仕上げ。

ブラッシュドクロームとは？
シャフトにペーパー研磨目やエアーツール研磨目を入れる仕上げ。
研磨途中を仕上げにしたようなザラ付きのある、金属を研磨したそのままの肌が特徴の仕上げ。
アイアンヘッドに見られる、荒研磨仕上げやディープサテンメッキ仕上げなどが同類の仕上げになります。
クロームメッキ特有のギラつきを、研磨目で散らす事で緩和します。
KBSシャフトの一部にも同じ仕上げのシャフトがあります。

カット後の重量

今回はフレックス6.0

シャフトのプリントにはフレックス6.０で120g と書かれていますが、カット後は110gぐらい。
もちろん採用する長さや、ヘッドのネック長が変われば多少変わります。
今増えてきている中重量帯のシャフトですね。

バット部をカットした感じ、手元はやや太めながらシャフトの肉厚は薄めな感じ。

Type-A・Type-Bの方にオススメ

シンプルな見た目、直線的なデザインは正にType-A・Type-Bの方にオススメ
ハンドファーストが浅い・もしくはややハンドレイトにヒットしてしまう、弾道の高い方。
打ち込み気味で、厚めに入ってしまうことが多い方。
アイアンの抜けを重視する方にオススメ。

試打クラブの仕上がり

試打クラブ作成しました。
が、完成スペックを測定する前にご興味あるお客様にテスト頂く為、数日店舗にありません。
完成スペックはまた後日にテスターの感想とともに追記したいと思います。

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THROUGH THE GREEN（スルーザグリーン）
〒731-0201
広島市安佐北区大林3丁目14-22-1Ｆ

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ミステリーMC-12MFアイアン試打クラブ

試打クラブのスペックは下記の通りです。
番手：#7I
シャフト：プロジェクトX LS
フレックス：6.0
長さ：36.5インチc
重量：437g
スイングウェイト：D0
振動数：357cpm
換算フレックス：X