グランプリG57
Pocket
LINEで送る

 グランプリ ワンミニッツ G57ドライバーで、飛距離を変える! 

広島市安佐北区のゴルフショップ「スルーザグリーン」です。
今日はGRAND PRIXのONE MINUTE G57のご紹介です。


 グランプリ ワンミニッツ シリーズ 

ソール後方のブルーのウェイトポートが印象的なヘッドです。
ONE MINUTE =1分でその悩みを解決するクラブ
シリーズにはM52・G57・D63の3タイプがありますが、設計段階では4種類あります。

  • S(シャロー)
  • M(ミディアム)
  • G(グランプリ)
  • D(ディープ)

それぞれがフェースの高さを示しています。


 4種類のワンミニッツ 

各アルファベットの後ろの数字は、フェイス高をそれぞれ示しているそうです。

  • M52はセミディープなヘッド。
  • D63はかなりディープなヘッド。

今回のG57はその間のモデルになります。

ワンニミッツG57ソール

ワンニミッツG57ソール


 G57の特徴 

後方のウェイトの配置も、評価の高かった前作にシリーズの中で最も近い配置になっています。
ソールの中心部分のデザインに、これまでのワンミニッツの面影を感じます。
(ステルス戦闘機のような三角の部分です。)
「G57」の部分がブラストを使い2重に入っているのが、ブラックIPのヘッドに映えています。

ワンミニッツG57フェース

ワンミニッツG57フェース

「フェース高57mm」数値だけ見ると、かなりディープフェースな気がしますが、

実際はヘッドクラウンの投影面積が大きいため、そしてフェース長も長いため、あまり難しそうには感じません。

フェース裏に小さな凸凹を排した、グランプリ独自のディンプルフェースをG57も採用しています。
スコアラインは、レーザーで入れられています。


 フェースのロールに注目

フェースでさらに特筆すべきは、ロールが大きく付けられていることです。(画像では分かり難いですが)
カタログなどでも、あまり注目されない数値ですが、フェースにつけられたソール側からクラウン側への反りをロールといいます。

上下への打点のバラツキに大きく影響し、大きく反りがつけられているものはバルジ(フェースのトゥー・ヒール方向への反り)と同じく、打点のずれの補正効果があります。

ロールの大きく付けられたフェースは、特にフェイス面上の重心よりクラウン側の有効打点位置でボールを捉えた際に、高打出し低スピンを得やすくなります。

  • ロフトを増やせば打出し角度は高くなるものの、比例してバックスピンも増えてしまう。
  • ロフトを減らせば、スピンは減るものの打出し角度も低くなってしまうという。

こういった方が、飛距離の出せる弾道を手に入れられるようになります。


 重心位置に注目 

ワンミニッツG57クラウン

ワンミニッツG57クラウン

奥行とフェース幅とのバランスが良く、優しさを感じるヘッドになっています。
有効打点距離について、重心高そのものはそれほど低いわけではありませんが、フェース高があるため高打出しロースピンゾーンを十分に確保できています。

  • 重心距離46mm

そして重心距離が46mmと非常に長く設計されており、フェースを閉じることが出来るゴルファーにはボールに大きな力を伝えることが出来ます。

  • 重心深度37mm

重心の深さは、今回のセッティングでは37mm。
つかまりを抑えた重心配置と言えますので、シャフトでのつかまりを加味してバランスを取ることで、大きな力のコントロールを行います。

ソールの角度とスコアラインが異なり、アドレス時につかまりをイメージできる見え方になるよう工夫されています。


20170427-161102.jpg


 誰に合うのか? 

今回は、当スタジオで分類する運動タイプはType-C。
シャフトはTRIPHASのBasileus(バシレウス)のZaffiro 2(ザフィーロ)との組み合わせです。
2になって、60g・70g台が追加されました。

  • グリップはSTMのM2
  • 長さ:45.75インチ
  • 総重量:311g

早ければ今週末のゴルフでデビューするようです。
狙い通りの弾道が出てスコアに結びついてくれるでしょう。
※クラブ各所の数値については、当店の測定方法に基づいておりますので、メーカー・雑誌などで公表されている数値と異なる場合がございます。

ゴルフパフォーマンス スタジオ
THROUGH THE GREEN(スルーザグリーン)
〒731-0201
広島市安佐北区大林3丁目14-22-1F


5/11追記
これまで使われていたドライバーでは、ドローを狙いながらも気を緩めると、すぐに右への曲がりが抑えられなくなっていましたが、
ONE MINUTES G57に変えて、右へのミスが激減。
安定したストレートからドローが打てています。
捉まえられた分、バックスピン量も抑えられこれまでのドライバーでの良い時の飛距離を、連続して打てる結果となりました。

重心の浅い設計のクラブに見られる、「1発の飛び」が少ない代わりに「突然のドロップボール」も出にくい、計算できるドライバーなのも特徴です。
長い重心距離をシャフトが上手く利用させてくれる組み合わせが、活きていると言えます。


9/7追記
どんな人にでも合うクラブではありません。
運動タイプに合わせたセレクトが大切ですし、目的に合わせた角度や重量・硬さのセレクトが必要です。
例え同じヘッド・シャフト・グリップを選択したとしても、組み方でまたクラブの動きが変わってきます。
誰にでも合うクラブ=誰にも合っていないクラブ
持ち主のポテンシャルを最も引き出せるクラブが、マイクラブであるように細かな積み重ねをしています。

Pocket
LINEで送る

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です