パターライ角調整
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パターが右に出る(右プッシュ)はライ角の影響?

広島市安佐北区のゴルフスタジオ スルーザグリーンです。

  • 「パターが右に出てしまう!(押し出す)」
  • 「ショートパットをよく外す。」
  • 「芯に当たってないかも?」
  •  打感が悪い。
  • 距離感がつかめない。

その悩み、パターのライ角が原因かも?

パターの方向性を向上させるためには、打つ前・ストローク・インパクト、、、、、様々なポイントがあります。

今回は、意外に多い「ライ角が合ってない」について、

特に「ヒール浮き」の状態を、パターのライ角調整で方向性や距離感の問題を改善していきます。

パターのライ角調整は、効果を体感しやすくスコアに直結する、料金(工賃)以上に価値がある調整です。


パターのヒール浮きによる影響

パターヒール浮き

パターヒール浮き

「パターのヒール浮き」は、パターのライ角よりも、構えがアップライトであることによって起こります。

  • パターのライ角<アドレスのライ角 =ヒール浮き

主には方向性に問題を生じやすいですが、実は距離感にも影響を与えることがあります。

 

問題点について、いくつか見ていきます。
※あえて芯を外して打つ打ち方もありますので、その場合は該当しません。

 

上記の画像は、調整をご依頼いただいたご本人に、いつも通りにアドレスしていただいた状態。

「トップラインにあるサイトラインを、ボールの真ん中に合わせてアドレス」していただいて撮影しました。

  • パターのライ角70度 アドレス時のライ角76度
  • アドレスがパターのライ角に対して「6度分アップライト」
  • トゥ下がり・ヒール浮きの状態。

先で構えてしまう。

「トゥ下がり・ヒール浮き」の場合先(トゥ側)で構えている方がほとんどです。

今回のパター ベティナルディ INOVAIには、トップラインにサイトラインがあります。
使用者から見て、サイトラインにボールのセンターは合っているように見えています。

何が起こっているかというと?

パターのアドレス時のライ角

パターのアドレス時のライ角

フェースのミーリングされた箇所(フェースの中央部の| ̄|型の部分)を見てみると、

ヒール側のミーリングが少し多く見えています。
ベティナルディのHex Bロゴ(六角形にB)の横です。
つまり、

  • 使用者から見てサイトラインはボールの真ん中と一致している
  • 実際にボールを構えている位置は、先(トゥ側)にズレている状態。

インパクトで、アドレスの再現性が高くなればなるほど、「先で構えて先で打ってしまう」ことになります。

 

ここに打点のバラつきが加わると、方向性・距離感に問題が出ることは容易に想像が出来ます。

アドレスして使用者からは、サイトラインとボールに書いたラインがちゃんと重なって見えます。
そのため、トゥ側にズレてアドレスしていることに気づく事が出来ません。


先で打ってしまう。

先で打ってしまうことにより

  • インパクトの衝撃でフェースが開くため、右へ打ち出してしまいやすい。
  • パターにも3度前後のロフトが有るため、僅かにフェース向きが開く。
  • 今回のパターの様にネオマレットでは無い場合は、ボールに力を伝えきれないため、ショートしやすい。
  • 芯から外れて当たるため、打球感が損なわれる(硬く感じる・)
  • インパクトで捻れを感じるため、グリッププレッシャーが必要以上に強くなりやすい。

 

これに加えて、多くの方に知られているデータとして、
アマチュアゴルファーの70%がフェースがターゲットに向いていない!
フェースを開いて先(トゥ寄り)に合わせて構えて・インパクトが先側にズレていたら、、、それは入らない。

右に出ない方がおかしい状態です。


ソールが水平でないことにより

「ヒール浮き」とは「トゥが下がった状態」とも言えます。

下がったトゥでダフってしまわないために、ストローク中にパターを高く浮かせる必要があります。
この高くは、ライ角が合っている状態と比べてという事です。


高さが引き起こす問題

  • フェース面上の芯の高さよりもトップした状態(フェースの下部)で当たりやすく、順回転を得にくい。
  • リーディングエッジに当たったり、フェース面に当たったりするため、転がりや距離が安定しない。
  • フェース面下部(トップしている状態)で打っている場合、ソフトな打球感や打球音を得難いため、インパクトで緩んでしまったり、フォロースルーを取ることが出来ない。
  • フェース面上の芯の高さに合わせて打とうとすると、下がったトゥをダフってしまう可能性が上がる。
  • ヘッドの重量をボールに伝えきれない(伝達効率が悪い)ため、より大きいモーションで打つ必要がある。
  • より大きなモーションで打つことにより、さらにブレが生じて距離感・方個性ともに悪化。

距離感の問題

  • 前述のパターのトップにより転がりや距離が安定しないことに加えて
  • 重心(芯)から外れて当たるため、ボールに力やヘッド重量が完全には伝わらず、当たり負けた分だけ距離をロスする。
  • 当たり負けた分のロスを計算に入れて打っている。
  • 稀にブレなどでズレて芯で打てた場合は、ロスせず打ち出されるので大オーバーにつながる。

意図的に行なっていない場合、ほとんどは良い結果を得難い。


パターのライ角調整

パターライ角調整

パターライ角調整

画像のように、「パターの角度調整専用の機材」を使用して調整します。

ライ角を調整する前に

  1. 調整を行う前に、アドレスのライ角や長さ、ロフトなどを測定。
  2. 調整が必要な場合、パターの構造や素材が調整可能であるかを調べます。
  3. フィッティング用の機材を使用して、必要な長さ・ライ角・ロフト角を決めていきます。
  4. ストロークのクラス(アーク量)も確認。
  5. 試打パターで決めたスペックを実際にテストして確認。
  6. 可能な調整範囲や調整箇所についてご相談後、調整加工となります。

長さのチェック

ライ角を調整すると、パターの長さはソールのセンターから手までの距離が変わります。

  • アップライトに調整した場合:短くなる。
  • フラットに調整した場合:長くなる

今回のように、ライ角をアップライト方向に調整した場合は、調整前に比べて体に近い方でボールを構えやすくなります。

ライ角調整後のアドレスのボール位置がアイラインよりも内側に入ってしまう場合は、長さを伸ばす必要があります。
そのため、ライ角を合わせた状態で長さも再度チェックします。


ロフト角のチェック

ロフト角は、必要があればライ角調整と同時に行うことが出来ますので、合わせて見ておきたいところです。

 

角度調整が可能な素材であっても、何度も繰り返して調整を行うことは、金属疲労等で破損に繋がります。
また、金属疲労により、ちょっとした事で角度が変わりやすくなり、調整した角度を保てなくなる恐れがあります。

たまにパターを杖のようにして、寄りかかっている方がおられますが、、、
知らず知らずのうちに、角度が変わってしまっているかも?


ライ角を調整加工に際して

※パターのヘッド素材や構造・仕上げ・状態によっては、調整部分や固定部分が破損することがあります。
※調整可能な範囲を超えて調整はお断りする場合がございます。

※ライ角の調整により、バランスアングル(トゥハング角)が変化します。ロフト角の調整により、FP値などが変化します。

※調整は細心の注意を払って行いますが、調整時に生じた傷・破損については責任を負いかねます。
予めご了承くださいますようお願いいたします。


ここが大事!

ライ角を調整すると、バランスアングルが変わります。

パターのライ角をアップライトに調整を希望される方の中に、

  • ボールにスタンスが非常に近くパターを吊り下げて
    「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出したい!」と言われる方がおられます。

ボールに近く立たれていますので、ほぼ100%の方がトゥ下がりでヒール浮きです。

(一般的なライ角のパターの場合)

パッティングに色々なスタイルがありますので、アップライトに調整したいところですが、
アップライトにライ角を調整すればするほど、バランスアングルはヒールバランスに近づいていきます。
L字パターの様なバランスアングル(パターをシャフトで支持した時にトゥが下るバランス)

 

ヒールバランスのパターは、

  • テイクバックで開いて、インパクトに向かって閉じていく
    アーク(円弧)を描いて動く性格が強くなります。

アークを描いて動くパターを、ねじ伏せて「真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す」を行うと、
常にパターと喧嘩している状態になるため、多くの場合 方向性に問題が生じます。

同じパターのライ角違いでバランスアングルが変化

同じパターのライ角違いでバランスアングルが変化

↑の画像は左がアップライトに調整した状態。
右と比較してバランスアングルがトゥ下がりになっています。

「試しにやってみたい」は、基本応援しておりますので、ご説明の後、納得の上であれば勿論ライ角調整いたします。

 

実現したいパッティングの喧嘩や邪魔をしないパターにしていきたいと考えております。

アップライトに調整して、吊り下げて「真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す」を行うことをオススメしないパターは下記になります。

  • トゥヒールバランスのクランクネック
  • ショートネック
  • トゥヒールバランスのベントネックの一部
  • フェースバランスのダブルベントネックの一部

パターの行きたい方向とストロークしたい方向が異なるため、複雑な動きが必要となりパターと喧嘩することになります。
吊り下げてパッティングされたいのであれば、吊り下げて機能するパターを調整することをオススメします。


まずはライ角をセルフチェック!

「ヒール浮き」反対に「トゥが大きく上がっている」
どちらも、アドレスしている状態で、自分で意外と気付きにくいものです。

  • 鏡やスマホを利用して、セルフチェックして見てください。

ライ角がピッタリと合ったパターに出会うことは、実は稀です。
ほどんどのメーカーのパターがライ角70〜72度ぐらいの設定です。
そのため、量販店などの店頭のパターを含め、ゴルフ仲間が持っているパターなど、打って試せるパターのほとんどが、大体同じぐらいのライ角のパターになります。

 

また、ライ角をプレイヤー側でパターに合わせようとしてアドレスすると

  1. ボールの位置を極端にアイライン(目線)より中(体寄り)にセット
  2. 反対にアイライン(目線)よりもかなり外(体から離して)にセット

アイライン(目線)から大きく外れてセットしてしまうと、1m前後の入れたいショートパットで、ターゲットに対して

  1. だと、ターゲットよりも左を向いて
  2. だと、ターゲットよりも右を向いて

アドレスを取ってしまいやすく、構えた段階で外すの確定状態に。

 

ボールにガイド用のラインを引いて、ターゲットに合わせて構えてみるけど、
「ラインが思った方向に向いてない気がする。」
こんな方は、この「ライ角の不一致が引き起こすボールの位置問題」に陥っている可能性大です。

フィッティング用パター

フィッティング用パター


セルフチェックで「あれ?」っと思われた方。

スルーザグリーンには、ライ角・ロフト角・長さが調整できるフィッティング用のパターを始め、
同じパターでライ角・ロフト角・長さを調整した10本以上の試打パターをご用意しております。

セルフチェックで「あれ?」っと思われた方。
パターに合わせるのではなく、プレイヤーにパターを合わせる事で、よりシンプルにパッティングに集中できる世界を体験してみませんか?

パターの「方向性を高める練習機」や「方向の合わせ方」の方法も色々あります。
調整も

  • 鉛貼る
  • グリップ換える
  • 握り方を変える
  • はたまたパターを替える。

色々方法はあります。

が、まずは芯で打てる状態を作ってからでないと、練習して再現性が高まれば高まるほど、悩みが深まってしまいます。


今回のライ角調整後のスペック

今回は、ヘッドと一緒にグリップエンドも平行移動するストロークの運動Type-Bの方でしたので、
グリップエンドに30gのカウンターバランスウェイトを取り付け。
長さは、ライ角調整後の状態でアイラインの下でアドレス出来ていたので調整せず。

  • パターライ角:76°
  • パターストローク:クラス1

加工後スペック

  • ライ角:70° → 76° (3°を2か所で調整)
  • ロフト角:3° → 調整不要
  • レングス:34インチ → 調整不要
  • 総重量:540g → 568g
  • スイングウェイト :D9 → D1

パターのライ角・ロフト角調整は、料金(工賃)以上の価値があると思います。
「短いパットをよく外すな。」と思われたら、チェックだけでも受けてみてください。


ゴルフパフォーマンス スタジオ
THROUGH THE GREEN(スルーザグリーン)
〒731-0201
広島市安佐北区大林3丁目14-22-1F


今回調整したパターの最新モデルはこちら

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ここ最近はオデッセイ の調整のご依頼が多いですね。
このヴァーサも、ライ角や長さが合っていないと、効果半減です。

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